
VDT健診は特殊健康診断のひとつ
厚生労働省が平成14年に「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」を策定しました。策定理由は「技術革新と労働に関する実態調査」を行った結果、VDT作業者の36.3%が精神的疲労を感じ、77.6%が身体的疲労を感じていることがわかり、VDT作業者の心身の負担の軽減を図り、VDT作業を支障なく続けることができるようにするため、事業所に対し従業員の健康診断を実施し、健康の管理と指導を促すためです。
ガイドラインでは一定の条件でVDTの作業区分を分け、必要と思われる調査・検査を業務管理者に勧めています。
※詳しくは厚生労働省のガイドラインを参照ください。
この実態調査は平成10年に行われたもので、すでに9年が経とうとしている今、疲労感を訴える方の比率は端末器機の浸透と共に、幅広い年齢層で増えているのではないかと思われます。
特に視力が変化し見えにくい状態や、疲労がたまった状態で無理に作業すると、作業効率も悪くなり、ミスが発生する可能性も高くなります。ですからVDT作業環境をガイドラインに沿って改善できるところを改善し、負担の軽減を図ることが最重要となります。さらに、VDT健診を受診することで、視力や眼の調節力などに異常が無いか、他に病気が無いかなどを確認し、万が一異常があった場合は早めに対処することが大切です。

